ダクト管工事業界で熱中症に気をつけよう！予防のポイントとは？

夏の到来と共に、熱中症に注意が必要です。高温多湿な現場での長時間作業や室内での作業による熱中症の発生が多く、特に若い労働者への影響が大きく出ています。では、熱中症を予防するためにはどのようなポイントがあるでしょうか？

工事現場では水分補給が欠かせません。作業前に十分な水分を取り、1時間に200ml以上の水分をこまめに補給していきましょう。水分だけでなく、ミネラルを含むスポーツドリンクなども活用するとより効果的です。汗などで水分が奪われてしまうので、臨機応変に対応していきましょう。

熱中症を予防するためには、作業環境の温度や湿度を正しく把握し、調整を行うことが大切です。風通しを良くする、扇風機を活用する、クーラーを付ける、休憩スペースを設けるなど、現場環境を整えていきましょう。

暑い季節になると、作業する時間帯を適切に調整することも求められます。可能であれば、朝早くから作業を始め、昼間はできるだけ避ける、夕方以降に作業をするなど、労働者の体調に合った作業スケジュールを組んでいきましょう。

熱中症を予防するためには、適切な装備を揃えることが必要です。作業服のデザインや色、素材にも選択肢があり、涼しい素材のものや彩度の低い服装を選ぶとよいでしょう。空調服、UVカットグローブなどのアイテムも揃えることで、効果的な熱中症対策ができます。 以上のポイントを押さえながら、建設業界でも熱中症に対する予防・対策を徹底して行っていきましょう。労働者の安全・安心な職場環境を守ることが大切です。